WPW syndrome


Wolff  Parkinson  White  syndrome

WPW症候群

ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群

3人の研究者の頭文字をとりWPWと名づけられる。

 

早期興奮症候群のこと。

上室性の頻脈性不整脈の一つ。

正常の刺激伝道路以外からの経路(Kent束と呼ばれる副伝導路)

にも刺激が伝わるため心拍数が多くなる。

発作性上室性頻拍症を起こしやすい。

 

心電図での特徴的な所見としてはPQの短縮、QRSの幅が

広く、はじめの部分にデルタ波と呼ばれる三角形の部分があります。

 

*上室とは洞結節や心房、房室接合部などの心室以外の組織

 



◇参考文献

書籍

「ナース必携心電図マニュアル」小学館 p83 p104~p113 p118~p123

「心電図・ナースのためのワークブック」金芳堂 1985 p86~

「最新医学大辞典」医歯薬出版株式会社 洞性頻脈 p1011 発作性上室性頻拍 p1347 心房粗動 心房細動 p734 心室粗動、心室細動 p711

「ナース必携最新基本手技AtoZ」EXPERT・NURSE 保存版 小学館 p118~

 

インターネット

ウィキペディアHP

http://ja.wikipedia.org/wiki/頻脈

http://ja.wikipedia.org/wiki/不整脈